2014年11月11日火曜日

第2回「着想は眠らない展」//忘我亭アート賞

着想は眠らない展//忘我亭アート賞

大変遅くなりました!!
第2回「着想は眠らない」展の忘我亭choiceによるアート賞…
輝いていたり、奇想天外だったり、控えめだけれど光っていたり…
うならせる着想をもった方々がたくさんで、全作品が光り…うれしい悲鳴でした。
でも、決めなければなりません。
そして・・・


☆我妻珠美さんの「心の目でみること」

☆濱島弘枝さんの「参加者「B」」


のお二人にさせていただきました。


【我妻珠美さん】

我妻さんの作品。通称「お面ちゃん」。
お面の真ん中にあいている二つの眼は、自分自身から相手を、また相手から自分をのぞき込んでもらえるように…意思の疎通のパイプとなっています。
遊びでお面をつけていても、やっぱり「見て見て! わたしを見て」と相手の目をのぞき込みたくなる…
すると不思議と目をそらす人もなく、向こうからものぞき込んでくれるのですね。
いたずら心から始まる、このようなご時世の中のコミュニケーション。
お面を通して目と目が合ったとき、相手の心の奥が見えたりします。
押しつけがましくないメッセージ性に好感が持てました。
薄く焼く陶の大変さにもトライ。
失敗率の高い時間のかかる仕事だったと思います。

我妻珠美さんには2015年の9月ごろ、個展をお願いします。
作品の性格上、お一人ですとうめきれないかもしれませんので、やはり今回の参加メンバーである平林義男さんがご一緒する予定です。強力助っ人になるでしょう。
お二人が醸すハーモニー。
来年がわくわく楽しみになってきました。


我妻珠美/「こころの目でみること」

【濱島弘枝さん】

作品の真ん中には「創造の神様?! 」がおはします。
それだけに終わらず、額には参加者全員の名前がコラージュされ、
それぞれの名前はサハラ砂漠の砂がまぶされたテグスであちこちの参加者、ひいては全員とつながっています。
ご自身が制作されている間にも、面識のない他の参加者の熱と努力とそれに費やした時間を慮っている…
そんな高揚感とゆとりが、作品全体の完成度となって表れていると思いました。

濱島さんには、もし制作が可能でしたら我妻さんの展に加わっていただき、ご無理なようでしたら忘我亭より記念の品をお送りいたします。


濱島弘枝/「参加者「B」」



お二人とも、どうぞよろしくお願いいたします。



他のかたがたも、ほんとうにありがとうございました。
心からお礼申し上げます。
















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