2016年3月12日土曜日

井上有一展と金沢卯辰山工芸工房展

先日、金沢21世紀美術館で行われている「井上有一展」と「金沢卯辰山工芸工房展」に行ってきました。
井上有一さんは内田鋼一さんの作品とコラボで展示されている事もあるので、ぜひ!と思っていました。
井上さんは墨にエナメルやボンドを混ぜたりの描法や「貧」や「花」という字に表されるその人の生き方がクロスして、底知れぬ表現宇宙ができていました。
「書」というククリから解き放たれて、筆一本で自身のインナースペースを書いているという壮絶感がありました。
卯辰山工房展。。。忘我亭でもおなじみの3人。。。
金属の藤田有紀さんの、どでかいオブジェはさらに進化して、それ一体だけで周りの空気をもファンタジーに変えてしまう軽快な圧力あり。
ガラスの小坂未央さんの22柱が横につながっていく泡のオブジェも圧巻。
山脇千尋さんの漆芸も一番始めに目に飛び込んできました。展示の仕方、考えたのですね。
新しいパワーあふれる方たちの作品からも輝きを感じました。


小坂さんには5月中からはじまる「Early Summer展-3つのはつなつ」にて忘我亭で個展をお願いしています。
3人(+1)の方にそれぞれの「はつなつ」を表していただくのですが、メンバーなど詳しくは日を改めてご案内いたします。















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