2016年11月10日木曜日

アーティストトークの様子/「着想は眠らない展」



アーティストトークの様子をまとめました。
今年は16名の作家の方々にご参加いただくことができました。
マル秘テク ? や生の声などをお聞きしながら、対話形式で進めていきました。
Raiさんはご自身の振り付けによるインド舞踊Liveをもって作品としました。

どうしてトークの時間を設けているかといえば、作品だけを見るのと、作者の生の声を聴くのとでは理解の深さが違ってきますし、
なにより、作品が作家自身そのもののように見える瞬間があって、この秘密を知ってしまうともう後戻りはできません。














最後は忘我亭に来ることができた参加者の皆さんによるラクガキ。






これで、着想は眠らない展レポはすべておわりです。
遅れても頑張って設置にいらしてくださった所孝一さんの作品も
作品リストに無事ご紹介できました。

また来年、お目にかかりましょう。















2016年11月7日月曜日

インターリンク・アート賞


「着想は眠らない展」のもう一つの柱は
インターリンク・アート賞です。

「着想は眠らない展」はただ展示して終わりという展ではありません。
表現する人と 見る人、それをつなぐギャラリーとの有機的な三角形が成り立てば良いなと思っています。
また、忘我亭の見る人は見るだけでなく表現する人を応援しようという気持ちが高いのも特徴です。それが、choiceという形になり、インターリンク・アート賞につながっています。

インターリンク。アート賞は
アートコレクターであり、芸術に造詣の深い小野三四子さんによるお一人セレクト。
三四子さんとは忘我亭オープン以来のおつきあいです。かれこれ20年ぐらいになるでしょうか。
毎回お話を重ねていくうちに、独特のセンス、好奇心と度胸の塊のような方だなあと実感、第一回目からお願いしています。

今回はジャンルも幅広く、力作が多かったので、一作品に絞ることはとても大変で大いに悩まれたことと思います。

最後は老眼鏡もとりだして…
一泊されたのですが、二日目にようやく決まりました。


インターリンク・アート賞はこちらです。


賞金¥50,000と記念の盾が贈られます。

おめでとうございます!






















「着想は眠らない展」choice by ヴィナイオータ


忘我亭でのヴァンドナチュールのワイン。
両輪のもう一社がヴィナイオータさんです。
欠品がつづくことが多いのがなかせどころですが、こちらもファンが多いのです。


オータさんの味筋は枠にとらわれないところでしょうか。
いつも、こんな味筋があったのか…と、驚かされることしばしばです。

ヴァンドナチュールのワインは、一度はまるときっと虜です。





《choice by ヴィナイオータ》

こだわりのワイン



*「すみっこのひみつ」

*「22才」

*「居心地の良い言葉」


担当の萩野さん、今年もありがとうございました。

























「着想は眠らない展」choice by ラシーヌ

さて、いよいよ「着想は眠らない展」も佳境を迎えました。

忘我亭のワインは「ヴァンド ナチュール」を使用しています。
10年以上も前でしょうか、ヴァンドナチュールに変えてから、他のワインには手が伸びなくなりました。
お客様も初めはなれないようでしたが、いまではこの種のワインをご所望です。

ぶどうを育てる畑内でのこだわり、無農薬、有機農法だけでしたら「自然派のワイン」という括りになりますが
そこからさらにワインをつくる工程でこだわりを重ねているのがヴァンドナチュールなんです。
ぶどうがあるがままに発酵して自身でワインの味を作り上げていく、それを無理に添加物などを使ってボディーメイクせずに、ぶどうの精をそのままいただくよう心がけてつくる。それがヴァンドナチュールなんです。

忘我亭では何社が入っていますが、とくに初めからお願いしていた
「ラシーヌ」さんと「ヴィナイオータ」さんに、choiceをお願いしています。


ラシーヌさんの味筋は、優雅・上品です。
社長の合田さんには、取引を申し出た時、「なぜうちのワインが良いのかを説明してください」と言われたことを懐かしく思い出します。


《choice by ラシーヌ》

こだわりのワイン

*「きいてみる?」

*「毎日あなたとはなしたい」


社長の合田さん、担当の太田さん、ありがとうございました。


















2016年11月6日日曜日

「着想は眠らない展」choiceその9


choiceその9は「一粒で2度」さんです。


「一粒で2度」さんはとてもグルメな方。
上京した折には、おいしい料理屋さんなどにつれて行ってもらったりします。

「一粒で2度」の名前のいわれは、
一回で一つの目的をめざすのは、ふつうなんですが。
一回で二つの目的がめざせたら、すばらしいのではないか…というポリシーからです。
わたしなんぞはなかなか目指せませんが、一つのことにプラスαが付いてくるとワクワクしますよね。

アートにもとてもとても理解が深い方です。



《choice by 一粒で2度》

ビール券一封

*「未完の塔」

*「メルシーちゃんの旅」

*「MANDARAKE」

*「深海」

*「POOL」

*「スチールの腑」



















2016年11月4日金曜日

「着想は眠らない展」choiceその8



choiceその8はsariさんです。

sariさんとのご縁は、7年ほど前になるでしょうか。
私が無性に絵を描きたくなって、1日1作、100作を目指してブログに載せていた頃
どこからともなく拙作を見つけて、応援してくださってから今に至ります。

今はバリバリのアートコレクター。
ご自身も織りを始められて、工房に通っています。
パン作りも玄人並みなんですよ。



《choice by sari》



大江憲一作 醤油差し


*「毎日あなたと話したい」

*「       」


忘我亭注//タイトルの空白部分は、提出時の作家キャプション通りになっています。

























「着想は眠らない展」choiceその7

choiceその7はアユホヨさんです。

アユホヨさんも一回目からずっとずっと「着想は眠らない展」を応援してくださっています。
奥様は香道の先達。忘我亭でも香道のプチワークショップをお願いしています。

香道は香りを聞く、というだけではありません。
書、和歌、日本美術、源氏物語の解釈、香木の知識、織物などなど…
日本文化全般にもグローバルな意識を持っていないと楽しめない領域。
わたくしなどはいつも追いつけども追いつかない「香道」の背中を追いかけながら、香を聞かせていただいています。
ある意味、とても贅沢な分野だと思います。

アユホヨのいわれは、アユとホヨという名前の飼い猫から。
殺処分寸前の猫を保護して、飼っています。
2匹とも もうおばあちゃん猫なんですよ。


《choice by アユホヨ》


商品券一封

*「ぬらりんぼ」

*「Terminal」

*「早く!  早く!」

*「LOVE」


以上です。




























「着想は眠らない展」choiceその6


「着想は眠らない展」choiceその6はビッグ1さんです。

ビッグ1さんも初回からずっとこの展を見守り、支えてくださっています。
ビッグ1さんは地元のスーパー。安心で安全な野菜や果物がとてもおいしいです。
県外からの大手スーパーの攻勢もはね返し、お祝い事のある時、お給料日前の日…などなど、どんな時でも地元主婦の味方です。

社長の武田さんはアートをこよなく愛する紳士。その横顔は思惟にとんでいます。



《choice by ビッグ1》



信州産のりんご・サンフジを1箱


*「2つの間」

*「コトバ」

*「まむしの森」

*「形を崩し、輪郭を失い、やがて微となる」

*「在ル。WトG」

*「透明なコトバ」

*「彩(いろ)のコトバ」

*「言の葉」

*「虹のことば」




以上です。

りんごは種類によって収穫時期が異なります。
サンフジの収穫はもう少し遅くなってから始まります。
発送は12月上旬にそれぞれのご自宅に発送となりますので、しばらくお待ちください。

























2016年11月3日木曜日

「着想は眠らない展」choiceその5

choiceその5は小島秀子さんです。

小島秀子さんといえば、染め織りの世界では多くのファンを持つ作家。
秀子さんに出会ったことはなくても、ミセスや婦人誌の表紙で出会っているはず。
モデルさんお召しの着物や帯は彼女作の時があるんですよ。

自ら糸を染めて、それを織り上げてゆく。
膨大な時間をかけた一織り一織りに、細やかな神経と色糸の織りなす妙がハーモニーして、秀子さんならではの淡い色調を浮かび上がらせています。

前回は秀子さんもこの展に作家として応募していただいたのですが、今回はchoiceに回ってくださいました。
お一人の方に自作の作品を。


《choice by 小島秀子》


小島秀子作 小袱紗


*「すみっこのひみつ」




以上です。











「着想は眠らない展」choiceその4

choiceその4は紫の上さんです。

紫の上さんも初回からご参加いただき、みなさんの作品の変遷をごらんになっています。
お嬢様もアート界に身をおいてらっしゃるので、暖かい眼差しは作品の隅々にまであますことなく注がれています。お茶目な女子です。



《choice by 紫の上》


金一封

*「蓼喰小噺」(たでくいこばなし)

*「言の瀬にて」

*「ことば」

*「ウエディング ベル」



以上です。

タイトルはいままでご紹介してきた一連の作品表記を基にしています。
出品作品には同じキーワードでも、カタカナ表記の方とひらがな表記の方がいらっしゃいますので、ご自身がどちらにされているかご確認ください。


































「着想は眠らない展」choiceその3

choiceその3はレディー・カノンさんです。

レディー・カノンさんも初回からずっとずっとこの展と作品を見守ってくださっています。
諏訪市の「北沢美術館」のフォローガイドをなさっていて、エミールガレなどガラスアートの変遷など、とても深い造詣力をお持ちの方です。

キュートでとっても可愛いい女子なんですよ。


《choice by レディー・カノン》


商品券一封


*「Babel  III 

*「どんぐり」

*「コトバナクイリマジエル」

*「コトバ」

*「物語は始まり、そして終わる」

*「虹あそび」
(特に2才児ののびのびさに対して)


以上です。

タイトルはいままでご紹介してきた一連の作品表記を基にしています。
出品作品には同じキーワードでも、カタカナ表記の方とひらがな表記の方がいらっしゃいますので、ご自身がどちらにされているかご確認ください。





























2016年11月2日水曜日

「着想は眠らない展」choice その2

choiceその2。オルトフォンさん。

今回、初めてご参加いただきました。
お酒とクラシック音楽と初版プレスのレコードをこよなく愛する方です。
アートにも理解が深く、某美術館では公募展の審査員の一人に加わっているそうです。
忘我亭の展覧会にもよくいらしてくださっていますよ。お会いになった方、多いんじゃないかしら。



《choice by オルトフォン》


A)全国の米どころの新米 7銘柄が入った「きき米」セット。

*「蜜を吐く」



B)オススメこだわりのワイン 下記の作品に赤白 どちらか1本

*「Bird Call」

*「無題」



忘我亭注//「無題」はあくまで「無題」と書かれた表記の作品ですよ。


以上です。



























「着想は眠らない展」choiceその1

choiceその1-プチちゃん

一番初めにいらしたプチちゃんさん。
雨の日や日が暮れてからでは作品の細部までよく見えないからと、晴れた日のお昼間にいらしてくださいました。
ご自身も絵画をコレクションされたり、作家の方とも広く交流のある方です。

「着想は眠らない展」の1回目から参加してくださっています。
プチちゃんのネーミングは飼い猫の名前から。ハートフルな暖かい視線を持った方です。


《choice byプチちゃん》


A)信州川中島の新米 5キロ こだわりのはざかけ米。

*「白白明けの朝露植物」
*「話してごらんよ」
*「種の記憶」
*「コトバ」
*「2つの間」
*「広大な感情の原をコトバの星空に立ち家路を想う」
*「動物たちのお風呂」

B)金一封

*「ツタエタイプライター」
*「connection」
*「牛乳の麓」
*「drown in you」


以上です。
今回はタイトルのみ掲載させていただきます。
タイトルはいままでご紹介してきた一連の作品表記を基にしています。
出品作品には同じキーワードでも、カタカナ表記の方とひらがな表記の方がいらっしゃいますので、ご自身がどちらにされているかご確認ください。


川中島の新米は展の終了後、ご自宅に農家から直送されることになっています。