2014年10月31日金曜日

「着想は眠らない」展…作品の見どころ//その4


作品の見どころ、その4のご紹介です。

【Akie + WINKTE「闇の中の篝火」】

Deer skin.Eagle owl feather.Czesk seed beads 11/0.various beads.etc…


ご夫婦のコラボによる気迫のワシミミズク。
Akieさんが描画、WINKTEさんが造形を主に担当しています。
忘我の森にもいるフクロウですが、こうして見据えられると狙われた獲物のようにうごけなくなることでしょう。








【ATSU「転生」】

額・アクリル・ダンボール


額を現状維持を好む自身の気持ちととらえて、この枠をはずしていくことで新たな自分との出会いが生まれる…と、解釈しています。









【横山翔平「静を孕む」】

ガラス

空気のたわみをおおきなバルーンにして表しました。静かな静かなたわみです。
搬入の際、設置作業にて割れるというハプニングがありましたが、そこから復帰してあらたな造形を魅せてくれました。









【タニガワマリコ「心の窓辺」】

アクリル・MDFボード

額を家のカタチにして「地球」という星を表しています。
来し方行く末…
往来する心の風景を蒼色という彩りにのせながら、一幅の絵にしました。









【小沢智恵子「もしも羊が音楽なら」】

羊毛(フェルト)・ステンレス針金・LED電球・テグス

羊の巻き毛が風にのり
ふあふあと
メヌエットを弾き
あるいは
角がコレルリのラ・フォリアを奏で
くるくると
まわり始める
そして
ヘンリー・パーセルの歌で
ふくらんだ
羊たち


(作家メッセージより抜粋)


暗闇でもほの白く光るように創られています。








【庭爺「So, where is the key?」】

朴板・ドライフラワー・ポリスチレン

心のありかをドライフラワーにうずめて…
あるのは鍵穴のみ…「blue bird inn」から始まる心の旅が基調にあります。










【荻原梓虹「書  〜光と影と形〜】

石膏・LEDランプ (3D technology by すけ吉)

書には影がない。その影を可視化したい。ずっと願っていた書家の梓虹さん。
時代到来。3Dにて「勢」の文字を石膏で作り、光をあてることで、自身の筆の軌跡と影を浮かび上がらせました。









【ma-sai「TUKIYO*SANPO」】

陶(赤土)・アクリルガッシュ


満たされ 手放す 月の 満ち欠け
こころも からだも まわって 巡る
わたしの中の 小さい 渦が
すべてのものたちと 響きあって 共鳴しあう

(作家メッセージより抜粋)

断食明けに仕上げたそうです。浄化された心とからだが月に照らされていい気持ち。









【ユキヱ「Everything Happens To Me」】
和紙・懐中電灯

ユキヱさんのルーツである「マンガ・書・ネコ・歌」の要素を全部盛り込んだ作品。
真ん中に穴があり、その中に赤い石を持ったとある動物がいます。
ついているミニ懐中電灯で、ぜひのぞいてみてください。




























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